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酒は百薬の長 ?

酒は百薬の長 ? 最近、アルコールを飲んで寝ると、夜中に目が覚めその後なかなか眠りにくい時があります。原因の一つは、加齢 他にアルコールの代謝物であるアセトアルデヒドだと考えています。確かに通常のビールではなくノンアルコールビールを飲むとよりよく眠れる感じがします。 「酒は百薬の長」という言葉があります。これは、適量のアルコールはどんな薬よりも良いという意味です。私も実際医者としてこの言葉を真実だと信じ、実際に患者さんに言ったことがあります。 2024年、政府は飲酒ガイドラインを発表しました。これは適度な飲酒を認めるものです。 しかし最近の研究では、少量でもアルコールが健康に有害である可能性が指摘されています。例えば • アルコール性肝疾患(よく知られている) • 寝付きはいいが眠りが浅くなる • 認知症 • 心臓病 • 発がん性 「フラッシャー」と呼ばれる人々がいます。彼らは少量でもアルコールを摂取すると顔が赤くなりますが、食道がんのリスクが著しく高いと指摘されています。 • 自殺率の増加 (CDC、WHO、およびイギリスとアメリカの著名な大学による) 「ドライ・ジャニュアリーDry January」というキャンペーンが2013年にイギリスで始まりました。これは、飲酒習慣を見直すもので、12月たっくさん飲酒した後、翌年の1月に飲酒を控えるキャンペーンです。ヨーロッパとアメリカで広がりつつあります。日本ではまだ広く知られていません。フランスでは2024年に飲酒者の12%が断酒し、米国では成人の27%が断酒を実践したいと表明したそうです。   一方、国内ではノンアルコール飲料の消費が増加しています。 ノンアルコール飲料は進化を遂げ、以前よりも確かに美味しくなっています。また、アルコールを飲まずに飲酒時の爽快感や高揚感が得られ、ダイエット効果があり、アルコール摂取量を減らし、仕事中の集中力を高め、運動後でも安心して飲めるという利点もあります。 実際、ノンアルコール飲料の売上は年々増加しており、過去15年間で6倍に増加しています。サントリーは2025年1月に新たなノンアルコール飲料部門を設立したそうです。   将来的にアルコール消費量が減少する可能性がありますが、低アルコール飲料や ノンアルコール飲料の消費量は増加し、これまでアルコールを飲んだことがない...

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